電影会 名古屋工業大学電気系同窓会

でんえい会誌   第 5 号

目次

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第1部教育課程の改訂について

電気情報工学科学科長   岩田 彰

大学審議会答申に基づく教育課程の大綱化に基づき,本学においても教養課程,専 門課程の区別が事実上解消されたカリキュラムが平成10年度から実施されます.こ の機に合せて,本学科でもカリキュラムの今後のあり方について検討を重ね,以下の ような基本的な考え方に基づく新カリキュラムを平成10年度から実施することとな りました.

カリキュラムの大綱化
  1. 1科目あたりの単位数の増加(基礎科目については科目あたりの講義時間数およ び単位数を増加し,授業内容に柔軟に対応)
  2. 科目内容の広範囲化と科目名の非細分化(科目名を広く設定し,新しい技術を柔 軟に導入)
  3. 従来の学期にとらわれない柔軟な講義期間の設定(基礎科目は週あたりの講義数 を増やして集中教育を実施)
  4. 講義,演習,実験の枠組みにとらわれない配分と実施(講義時間において実験あ るいは演習などを必要に応じて実施)
基礎科目の充実
電気情報工学科として基礎とする教科はすべての学生が履修することとし,その充 実をはかる.そして,新入学時の意欲を低下させることなく,専門への問題意識と興 味を高めるため,「電気工学(14単位)」「情報工学(8単位)」を1年次前後期 に実施する.ここでは,電気磁気学,電気回路,電子回路,コンピュータリテラシー ,計算機の基礎,プログラミングへの総括的な導入を目的とし,実験・演習を取り入 れ,週5,6コマの集中的な教育を行う.
履修課程の自主選択化
従来のコース制を廃止し,いくつかの推奨履修ルートを学生に提示し,それを学生 が自主的に選択,受講する自主選択的な履修方法とする.

新カリキュラムでは,電気工学と情報工学を基礎とした教育を受けた上で,多様な 組み合わせによる専門科目を履修することができます.これは,半導体,電力,通信 ,コンピュータを含む広範囲でかつ発展の著しい電気情報工学分野において,卒業後 ,技術者・研究者として自立して活動し,技術動向の変化と多様化に対応するため, 電気工学と情報工学に関する確固とした基盤の上に,技術動向を適確に捉え,新しい 技術に対して柔軟に適応でき活躍できる人材を育成しようとするものであります.

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電気情報工学科新館(6号館)建設始まる!

電気情報工学科 教授   中嶋 堅志郎

昭和60年名工大念願の博士課程設置に伴う大幅な大学改革が実行されました.電 気情報工学科(博士課程)は従来の電気,電子,情報の3工学科と共に共通講座,旧 材料開発研究施設の研究室の合併により昭和61年度に発足しております.主な建物 は旧3学科の建物ですが,これらのうち電気情報2棟(旧電子工学科)は昭和37, 8年に建築された,名工大の中では最も古い建物の一つになっています.(ちなみに 旧電気工学科は昭和45年,旧情報工学科は昭和48年の建築です)

名工大御器所地区の狭隘な面積を有効利用するため,建物を高層化する御器所団地 の再開発計画が昭和60年に策定され,その計画に沿った古い建物のスクラップと新 館の建築が順次進められています.現在1,2号館(主として材料工,生産システム 工,知能情報の各学科と応用化学,電気情報工学科の一部が入居)と建築が進み,平 成9年12月18日6号館建築の安全祈願祭が実施され,いよいよ電気情報工学科の 新館の建築が開始されました.

電気情報工学科棟の当初建築計画では,平成8,9年に6号館(面積7400m2 )を平成12年以降(建築計画は未定)5号館(面積5900m2)を建築し,これ までばらばらであった研究室,講義室等を一か所に統合,機能性を高める予定でした .この度電気情報2棟を取り壊す前提で,6号館の着工となった次第です.

6号館は古墳の南側,旧情報工学科棟(電気情報3棟)の西側に完成面積7400 m2,地下1階,地上11階の学科単独の建物として建築されます.工事は2期に分 けて行われ,現在1期分約5000m2の建築が進められています.平成11年3月 には1期が完了し,引き続き2期工事が始められることが期待されています.順調に 進めば平成12年3月には我が電気情報工学科の新館1棟が完工し,現電気情報1, 2棟の全研究室が移転,同4月から新館での活動が開始される予定になっています.

1階には広いピロティーと事務室が有ります.低層階から順次電力・制御系,物性 ・デバイス系,情報通信系の研究室が入居します.1フロアーに1~2研究室が配置 され,それぞれの研究室の機能が最大限発揮されるよう計画されています.新館の目 玉は最上階(11階)に位置するマルチメディア会議室です.名前の通り,音声,映 像の最先端機能を備えた会議室ですが,小規模の研究会にも十分対応できるよう配慮 されています.部屋からは北の方遙かかなたに御岳が望まれ,南西には鶴舞公園が眼 下に広がります.ここからの眺望は会議で疲れた心身を癒してくれることでしょう. 会議の後懇親を深めるためにもこの会議室が有効に機能するよう小さな準備室が設け られています.会員の皆様に置かれましては,完工の暁には是非ご見学下さり,研究 会への活用をご計画下さい.

折からの財政難で5号館の建築計画は未定ですが,早期完工を目指し電気情報工学 科は前進を続けてまいります.電影会会員の皆様に置かれましてもご支援の程よろし くお願い申し上げます.

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名古屋工業大学公式ホームページの開設

電気情報工学科 助教授   菊間 信良

いよいよ,名工大の公式ホームページが開設となりました.これまで本学のホーム ページは非公式なものであり,運用は有志によるものでした.これまでに大学内外か ら名工大の公式ホームページの開設に対する強い要望があり,それを受けて,本学の キャンパス情報ネットワーク委員会と広報委員会が中心となってホームページの構成 ,デザイン等を検討し,ようやく平成10年4月開設という運びになった次第です. (それまでのしばらくの間,公式の暫定版が公表されていました.)

ホームページのデザインは学内(学生,教職員)からの公募によるもので,「ホー ムページデザインコンテスト」の優秀賞の作品です.コンテストへの応募は26作品 あり,名誉ある優秀賞の受賞者は

電気情報工学科 第一部   奥野 琢人 君
です.私も広報委員として審査に加わりましたがセンスがよく文句なしの一位で,見事賞金20万円を獲得しました.ホームページのURLは,
http://www.nitech.ac.jp/
です.卒業生の皆さんが名工大をとても懐かしがるような淡い色使いで,私はとても 気に入りました.皆さんも是非一度訪れてみて下さい.鶴舞公園の噴水も地域情報ペ ージに載せられており,とても暖かなデザインです.

ホームページの構成は第一階層(1面)と第2階層(5面)から成っています.第 一階層には

  1. 大学総合案内
  2. 入学案内
  3. 学園案内
  4. 研究案内
  5. 地域情報
の項目(メニュー)があり,それぞれの第2階層ページにリンクされています.「大 学総合案内」には,学長メッセージ,キャンパス案内,大学概要,学科案内,施設案 内,附属図書館,各種業務問い合わせ先が載っています.「入学案内」には,入学制 度,各種募集要項,入学状況,入学資料請求,資格取得,大学説明会等入試イベント ,「学園案内」には,就職案内,進学案内,クラブ案内,授業料免除・奨学金制度案 内,学園案内,行事案内,証明書申請案内があります.特に,将来,名工大に入学し ようかと考えている人に対して新鮮で的確な情報を提供しています.また,「研究案 内」には,研究案内,研究相談,科学技術相談室があり,個々の研究室への訪問はこ ちらから可能となります.最後の「地域情報」には,他機関とのリンクメニューなど があり,名工大をハブとして必要な地域情報が得られるようになっています.まだ駆 け出したばかりで,不備な点も多いかと思いますが,電影会のホームページ共々,大 いにご利用,お楽しみ下さい.

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第二部社会人特別選抜編入学について

平成9年度より,本学第二部では,新たに大学等を卒業後有職者として3年以上の 経験を持ち,再び大学に入学して系統的に学習することを望む社会人,新たな問題意 識を持って改めて大学で勉学を続けたいという旺盛な学習意欲のある社会人に対して ,「勤務先事業所の推薦」に基づいて入学者を選考する第二部社会人特別選抜編入学 が実施されることになりました.これは,従来からある編入学試験「学力試験による 選抜」に加えて,始められたものであり,編入学年次は第3年次です.なお,平成9 年度は,電気情報工学科では,若干名の募集を行い,5名が合格しました( 入試状況 を参照).

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職場紹介

酒井 公孝 (J,昭和 54 年卒)

はじめに

名工大の卒業生,特に電気,情報系の職場紹介と言えば,ハードメーカー,ソフト メーカーと言うのが通り相場であります.しかし,私の場合は公務員,それも行政職 という変わり種の職場でありますが,不思議に技術系の職員も必要としていることを 分かって頂きたく,筆を執りました.

本稿では,私が,以前,勤務しておりました愛知県警察本部交通管制課と,現在, 勤務している愛知県知事直轄事務管理課の職場を紹介させて頂きたいと思います.

警察本部交通管制課

私が所属していた当時は,熱田神宮の東に交通管制センター(現在は,警察本部内 )があり,そこに設置してある汎用コンピュータが,各地の車両感知器から得られる 交通量により,路線あるいは,エリアごとにパターンを選択して,信号機を制御して いました.

私の主な仕事は,信号機のパターンを見直すことで,サイクル(周期),スプリッ ト(青,黄,赤の割合),オフセット(信号機間のサイクルのずれ)を現状の交通の 流れにあった値に変更するものでした.名古屋市栄周辺の信号制御を大幅に見直し, その結果をテレビ塔から調査したことや豊田市の朝の渋滞をヘリコプターから調査し たこともありました.

知事直轄事務管理課

事務管理課は,県行政の情報化推進と事務改善を行う所属で,平成8年10月には ,インターネット上に愛知県のホームページを開設しました.

現在,私は,行政事務の効率化,高度化を図るための情報基盤として,行政情報通 信ネットワーク(LAN,WAN)の整備に携わっています.

このネットワークは,本庁4ビル,さらに主な地方機関50数ヵ所にLANを敷設し ,その他,県立学校等も接続し,県関係機関全部を接続する大規模なものであります .当然ながら,工事自体は,委託業者が行うものでありますが,LANの設計,電子メ ール等のシステム開発など,SEとの調整でてんてこ舞いです.

それ以上に頭を痛めるのは,毎年の予算取りです.何億円という新規予算を取るた め,年末ごろには,財政当局との折衝で徹夜で頑張らなければならないこともしばし ばです.また,県議会で質問が出ることもあり,その答弁作成も大変です.

おわりに

このように,行政職であっても,コンピュータの知識は必要であり,大学で勉強し てきたことが生かせる職場がたくさんあります.

行政職は,採用試験では,法学部や経済学部出身者が有利でありますが,仕事上で は,いろいろな専門知識(そんなに高度な知識ではない)が必要とされており,非常 に面白い職場ではないかと思います.採用人員も多く,私も公務員採用試験用の本を 一冊読んだだけで,冗談で受けて合格してしまいました.就職のひとつの選択肢に入 れていただければ幸いです.

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総会報告 (案)

平成 9 年度事業報告

1.会合
電影会総会
平成 9. 5.30,名工大大学会館
学内幹事会及び会誌編集委員会
平成 9.12.17,名工大電気情報 2 棟会議室
幹事会
平成 10. 1.30,名工大 2 号館ラウンジ
クラス幹事会
平成 10. 3.11,名古屋工業会舘
2.事業
学生向け講演会 第 1 回
平成 9. 6.25
鈴鹿医療科学技術大学 特任教授,東芝   谷 裕一郎 (Es46)
「医療機器業界における標準化の動向について -画像の通信・保管-」
学生向け講演会 第 2 回
平成 9.10. 8
新情報処理開発機構研究センター   岡 隆一 (F43)
「“人工知能”の将来展望」
学生向け講演会 第 3 回
平成 9.10.22
トヨタ自動車   野田直樹,浅見謙,川橋憲(E47)
「21世紀に向けてのカーエレクトロニクス」
新入生向け電影会案内
平成 9. 4.10
電影会会誌発行 (第 4 号)
平成 9. 4
卒業祝賀会
平成 10. 3.24

平成 10 年度事業計画 (案)

1.会合
電影会総会
学内幹事会及び会誌編集委員会
幹事会
クラス幹事会
その他
2.事業
新入生向け電影会案内
学生向け講演会
ロゴコンテスト
卒業祝賀会
電影会会誌発行
その他

平成 10 年度役員 (新)

名誉会長
  • 井上 丈太郎 (昭和 13 年卒,電気工学科)
  • 石川 太郎 (昭和 16 年卒,電気工学科)
会長
  • 犬飼 英吉 (昭和 28 年卒,電気工学科)
副会長
  • 久保 稔 (昭和 16 年卒,電気工学科)
  • 本間 吉夫 (昭和 18 年卒,電気工学科)
  • 神谷 昌宏 (昭和 36 年卒,電気工学科)
  • 北村 正 (昭和 48 年卒,電子工学科)
理事
  • 山中 清 (昭和 52 年卒,情報工学科)
  • 藤原 修 (昭和 46 年卒,電子工学科)
監査
  • 熊崎 憲次 (昭和 23 年卒,電気工学科)
庶務幹事
  • 浅野 勝宏 (昭和 53 年卒,電気工学科)
  • 菊間 信良 (昭和 57 年卒,電子工学科)
会計幹事
  • 酒井 公孝 (昭和 54 年卒,情報工学科)
  • 松尾 啓志 (昭和 58 年卒,情報工学科)

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電影会ロゴ(シンボルマーク)コンテスト作品募集要項

電影会では,年1回の電影会会誌発行,及びインターンネット World-Wide Web に おけるホームページの公開など対外的な活動を積極的に行っております.そこで,そ れらを飾る電影会のロゴ(シンボルマーク)を電影会会員を対象にデザイン案を募集 いたします.

賞金

1位
50,000円
2位
30,000円
3位
10,000円

応募資格

電影会会員であること.

募集内容

電影会のロゴ(シンボルマーク).ただし,電影会会誌のタイトルや専用封筒にも 使用しますので,約2cm X2cmの大きさに縮小しても判読できるようにして下さい.

審査基準

審査方法

電影会幹事及び会誌編集委員により上位10作品ほど選定し,クラス幹事会で最終 審査を行います.

応募方法

応募者は以下の項目を明記の上,次の方法で作品を提出して下さい.

記入項目
  • 応募者名
  • 学科と年次 (または卒業学科と卒業年度)
  • 連絡先住所と電話番号
作品提出方法
  • フロッピーディスク(3.5インチ,1.44MBフォーマット)
  • 作品はgif,jpg,bmp 等標準的な画像ファイルで提出して下さい

応募締め切り

平成11年1月末日

結果発表

審査結果は,平成11年3月下旬に入賞者に通知し,Web ページに掲示します.ま た,表彰は総会で行います.

提出及び問い合わせ先

電気情報工学科 菊間
内線: 5443,kikuma@elcom.nitech.ac.jp
電気情報工学科 松尾
内線: 5446,matsuo@elcom.nitech.ac.jp

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電気情報工学専攻学位取得者一覧

論文申請者 (授与日: 1997年 9月 3日)

近藤 邦明
高分子がいしの電気絶縁特性に関する研究
主査教授: 内藤 克彦
伊藤 憲一
カオス時系列データの解析手法に関する研究
主査教授: 伊藤 英則

論文申請者 (授与日: 1998年 3月16日)

花市 敬正
電子顕微鏡技術と生体組織の観察・評価
主査教授: 丸野 重雄

平成 10 年 3 月課程修了者 (授与日: 1998年 3月24日)

石川 博康
MOCVD法によるサファイア基板上GaNの成長に関する研究
主査教授: 神保 孝志
加藤 昇平
知識ベースシステムにおける仮説推論の高速化に関する研究
主査教授: 伊藤 英則
塚田 敏彦
マシンビジョンにおける画像センシングとその計測・検査への応用に関する研究
主査教授: 岩田 彰
外山 浩司
高効率半導体電力変換装置の高機能化と障害電力補償に関する研究
主査教授: 松井 信行
中西 貴裕
IIR形適応デジタルフィルタによる狭帯域雑音除去に関する研究
主査教授: 畑 雅恭
中村 剛士
フォント設計表現における感性情報処理
主査教授: 伊藤 英則
王 勇
推論のための類似性の判定に関する研究
主査教授: 石井 直宏
田 学軍
地震および地殻活動による極超長波電磁放射の観測と評価
主査教授: 畑 雅恭
R. BUDIARTO
コンピュータグラフィックスにおける結び目の幾何学モデルに関する研究
主査教授: 伊藤 英則
王 立松
曖昧な知識の獲得における機械学習に関する研究
主査教授: 伊藤 英則

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平成9年度文部省科学研究費補助金交付一覧

重点 (2)

石井 直宏
ニューラルネットワークの対称、非対称構造における認知、記憶機構の計算論的研究

基盤 A (1)

中村 光一
電力線を覆う空間電荷の雷遮蔽効果と人工誘雷方式による検証

基盤 B (1)

佐藤 幸男
高次産業応用のための3次元レンジセンサの開発

基盤 B (2)

池田 哲夫
定常強磁場の曝磁量としての生体影響に関する研究
梅野 正義
安価で環境にやさしいカーボン太陽電池に関する研究
中嶋 堅志郎
炭化珪素デバイスの低温製造プロセス技術の開発
稲垣 直樹
2D-DFTの1D-DFTへの等価変換理論を応用したアレーアンテナBFNの設計

基盤 C

水野 幸男
液体窒素流動時の高分子/液体窒素複合系の電気絶縁性能評価
梅野 正義
マルチメディア光多重通信網に対応する光波長集積デバイスに関する総合研究
世木 博久
マルチエージェント環境のための様相理論に対する推論システムの研究
吉村 善一
K理論による多様体の分類
夏目 利一
ワイル量子化と擬微分作用素の指数定理
坂本 功
ウラン及びイッテルビウム化合物のドハース・ファンアルフェン効果
江川 孝志
シリコン基板上の窒化ガリウム青色面発光型レーザーに関する研究
田坂 修二
無線ネットワークにおけるメディア同期プロトコルセットの研究
岩田 彰
外来情報と内在概念が相互作用する神経回路網モデルに関する研究
佐藤 幸男
能動的な視点選択と物体把持動作の協調による形状モデルの学習に関する研究
石井 直宏
異種センサー情報を統合化するニューラルネットワークの構造と学習の計算論的研究
北村 正
マルチモーダル情報による個人識別 -より頑強なセキュリティシステムを目指して-

奨励 A

足立 俊明
ケーラー磁場と複素多様体の構造
竹下 隆晴
センサレス突極形ブラシレスDCモータの零速度制御法
曽我 哲夫
凹凸面上に形成した半導体ヘテロ接合太陽電池に関する研究
平野 智
OTAを用いたアナログ信号処理用ICの開発
岩崎 誠
テーブル駆動系の非線形摩擦モデリングと適応オブザーバによる摩擦補償に関する研究
中野 浩嗣
画像処理問題を解く高速並列アルゴリズムの研究
李 鼎超
並列プロセッサにおけるプログラムの最適化に関する研究
山内 康一郎
追加学習を行なう神経回路モデルによる事例ベース推論システムの構築

大学間協力研究

伊藤 英則
人工知能システムにおけるマルチメディア情報の超並列処理の研究

特別研究員

外山 浩司 (松井研)
多機能PWMコンバータの研究
船木 英岳 (田坂研)
複数のノード障害を持つ超並列コンピュータ上でのソーティング
KUMAR,R. R (丸野研)
Study of Bioapplicable Composite and Application to Artifical Bone

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学科近況

学科役職

新年度が始まり,電影会関連の学科の担当も以下のようになりました.

平成 10 年度 学科長
電気情報工学科
  • 岩田 彰 教授
知能情報システム学科
  • 伊藤 英則 教授
平成 10 年度 専攻主任
田坂 修二 教授
平成 10 年度 就職担当
物性デバイス・電力制御
  • 梅野 正義 教授
情報通信・計算機システム
  • 藤原 修 教授
知能情報システム学科
  • 伊藤 英則 教授

センター長

極微構造デバイス研究センター長
  • 梅野 正義 教授
共同研センター長
  • 松井 信行 教授
ベンチャービジネスラボラトリー長
  • 松井 信行 教授
情報処理教育センター長
  • 林 達也 教授

平成 9 年度 退官教職員

電気情報工学科
  • 丸野 重雄 教授 (定年退官)
  • 内藤 克彦 教授 (定年退官)
  • 塩崎 公矩 教授 (定年退官)
知能情報システム学科
  • 畑 雅恭 教授 (定年退官)

平成 9 年度 転出教職員

電気情報工学科
  • 山村 直紀 助手 (三重大学へ転出)
  • 佐波 孝彦 助手 (千葉工業大学へ転出)
  • 白木 弘之 技官 (民間企業へ転出)
知能情報システム学科
  • 山田 雅之 助手 (中京大学へ転出)
  • 山口 栄作 助手 (愛知県立大学へ転出)
情報処理教育センター
  • 高木 浩光 助手 (電総研へ転出)

永年お世話になりました.

平成 9 年度新任教職員

電気情報工学科 (平成 10. 4. 1)
  • 阿部 功二 助手
電気情報工学科 (平成 10. 4.16)
  • 伊藤 暢浩 助手
都市循環システム工学専攻 (平成 10. 4. 1)
  • 林 靖彦 助手

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叙勲者一覧

次の方が叙勲の栄誉に浴されました.

成田賢仁 (昭和16年 電気工学科卒)
勲三等旭日中綬章
種田信幸 (昭和19年 電気工学科卒)
勲四等瑞宝章

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訃報

ここに謹んで哀悼の意を表します.

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入試・就職状況

昨年度の入試状況と就職状況は以下の通りです.

平成 10 年度入学者選抜状況

電気情報工学科 (一部)
 前期日程後期日程
 推薦一般一般
募集人員 40100 30
志願者数121328181
受験者数121293 81
合格者数 43106 31
知能情報システム学科 (一部)
 前期日程後期日程
募集人員 45 15
志願者数145132
受験者数136 73
合格者数 48 15
電気情報工学科 (二部)
 推薦一般
 高卒社会人前期後期
募集人員 15若干名 35 10
志願者数 15 12121 92
受験者数 13 12104 39
合格者数 12 10 38 10
編入学 (3 年)
 電気情報知能情報
 一部二部一部
  一般社会人 
募集人員若干名若干名若干名若干名
志願者数 72 4 6 9
受験者数 69 4 6 9
合格者数 20 3 5 3
大学院・電気情報工学専攻
 博士前期博士後期
募集人員 58 3
志願者数125 11
受験者数124 11
合格者数 97 11
平成 9 年度卒業者就職状況
 電気情報知能情報
 大学院一部二部大学院一部
卒業者 76235 4322* 55
進学者 7 75 3 4 21
一般企業 67152 27 18 31
官公庁関係 - 2 2 1 1
教員 - - 2 - -
未定者 2 4 8 - 2
その他 - 2 1 - -

(*) 卒業者の1名は,博士後期課程に社会人として進学する.

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電影会運営資金寄付者

以下の方々より寄付をいただきました.ご高配に厚く御礼申し上げます.

氏名卒業年度学科
三船 修昭和 7電気工学科
尾山 純一昭和 9電気工学科
田代 重良昭和 9電気工学科
寺本 治昭和 10電気工学科
宮下 勲昭和 10電気工学科
月見 保次郎昭和 11電気工学科
伊藤 幸三昭和 12電気工学科
砂田 辰夫昭和 12電気工学科
川島 一馬昭和 13電気工学科
近藤 育温昭和 13電気工学科
西島 之昭和 13電気工学科
菊地 秀樹昭和 14電気工学科
杉本 勉昭和 14電気工学科
谷山 次弘昭和 14電気工学科
中西 定喜昭和 14電気工学科
横田 久馬雄昭和 15電気工学科
石川 太郎昭和 16電気工学科
大塚 次郎昭和 16電気工学科
岡本 進午昭和 16電気工学科
北村 利紀昭和 16電気工学科
久保 稔昭和 16電気工学科
清水 良夫昭和 16電気工学科
豊吉 隆晴昭和 16電気工学科
西村 重義昭和 16電気工学科
堀田 五郎昭和 16電気工学科
浜口 増雄昭和 16電気工学科
石田 喬力昭和 17電気工学科
近藤 守信昭和 17電気工学科
杉浦 啓一昭和 17電気工学科
服部 弘昭和 17電気工学科
山本 富男昭和 17電気工学科
青木 保昭和 18電気工学科
伊藤 高明昭和 18電気工学科
桜井 尚昭和 18電気工学科
芝辻 輝夫昭和 18電気工学科
中村 武昭和 18電気工学科
和田 久夫昭和 18電気工学科
安藤 治夫昭和 19電気工学科
内藤 毅雄昭和 19電気工学科
松本 省二昭和 19電気工学科
浅井 昭次昭和 20電気工学科
伊藤 博英昭和 20電気工学科
高木 鑒太郎昭和 20電気工学科
中野 彌喜雄昭和 20電気工学科
石川 幸雄昭和 22電気工学科
大橋 五郎昭和 22電気工学科
鬼頭 明昭和 22電気工学科
小出 照明昭和 22電気工学科
杉本 利夫昭和 22電気工学科
玉田 博二昭和 22電気工学科
坂 昇昭和 22電気工学科
吉田 三雄昭和 22電気工学科
渡邊 登昭和 22電気工学科
加藤 登昭和 23電気工学科
熊崎 憲次昭和 23電気工学科
鈴木 昭三昭和 23電気工学科
竹内 節昭和 23電気工学科
武田 治男昭和 23電気工学科
田島 清良昭和 23電気工学科
辻 泰司昭和 23電気工学科
堀 彦兵昭和 23電気工学科
村川 邦夫昭和 23電気工学科
分部 力昭和 23電気工学科
真弓 箭一昭和 24電気工学科
泉舘 昭則昭和 25電気工学科
荻野 孝昭和 25電気工学科
澤田 幸之輔昭和 25電気工学科
古山 博典昭和 25電気工学科
間瀬 卓夫昭和 25電気工学科
伊藤 健男昭和 26電気工学科
加藤 隆昭和 26電気工学科
岸 治昭和 26電気工学科
小林 繁利昭和 26電気工学科
斉藤 静史昭和 26電気工学科
吉野 毅昭和 26電気工学科
中村 好郎昭和 28電気工学科
酒井 兼夫昭和 29電気工学科
藤垣 節男昭和 29電気工学科
本田 哲三昭和 29電気工学科
不破 幸雄昭和 30電気工学科
伊藤 親之昭和 31電気工学科
倉田 怜昭和 31電気工学科
新剛 実昭和 32電気工学科
岡野 修昭和 32電気工学科
金田 桂太郎昭和 32電気工学科
中村 義房昭和 32電気工学科
守山 茂一郎昭和 32電気工学科
石川 二朗昭和 33電気工学科
小川 朝男昭和 33電気工学科
金谷 嘉博昭和 33電気工学科
兵藤 隆昭和 33電気工学科
藤田 正浩昭和 33電気工学科
俵 康雄昭和 34電気工学科
原田 則雄昭和 34電気工学科
森島 茂樹昭和 34電気工学科
山田 篤三昭和 34電気工学科
梅野 正義昭和 35電気工学科
神谷 昌宏昭和 36電気工学科
佐藤 照夫昭和 36電気工学科
成瀬 孝夫昭和 36電気工学科
森田 時弘昭和 36電気工学科
加藤 祥三昭和 37電気工学科
金山 重夫昭和 37電気工学科
是木 修一昭和 38電気工学科
日高 晃昭和 38電気工学科
鴨下 功昭和 39電気工学科
高井 律男昭和 39電気工学科
武冨 喜八郎昭和 39電気工学科
田村 英也昭和 39電気工学科
毛利 博昭和 39電気工学科
山田 政雄昭和 39電気工学科
岩沢 允昭和 40電気工学科
広瀬 泰正昭和 40電気工学科
稲葉 次紀昭和 41電気工学科
松井 信行昭和 41電気工学科
新 欽介昭和 42電気工学科
川島 征一郎昭和 42電気工学科
佐野 周造昭和 42電気工学科
牧野 正俊昭和 43電子工学科
川島 孝雄昭和 44電気工学科
加藤 友康昭和 45電気工学科
美田 勉昭和 45電気工学科
櫛部 精次郎昭和 45電子工学科
谷 悦和昭和 46電気工学科
日沖 清弘昭和 46電気工学科
藤原 修昭和 46電子工学科
柴田 信穂昭和 47電気工学科
大山 光男昭和 47電子工学科
荒井 通安昭和 48電気工学科
米山 高志昭和 48電気工学科
北村 正昭和 48電子工学科
高柳 慎昭和 49電気工学科
朝倉 吉隆昭和 49電子工学科
鈴木 雅和昭和 50電気工学科
眞鍋 和人昭和 50電気工学科
浜岡 重男昭和 50電子工学科
山中 清昭和 52情報工学科
松田 芳美昭和 53情報工学科
江川 孝志昭和 55電子工学科
石橋 豊昭和 56情報工学科
小川 憲男昭和 57電気工学科
竹下 隆晴昭和 57電気工学科
菊間 信良昭和 57電子工学科
田口 秀穂昭和 58電気工学科
西川 仁史昭和 58電気工学科
松尾 啓志昭和 58情報工学科
高石 一慶昭和 61電気工学科
中西 康浩平成 1電気情報工学科 (情報・通信)
林 宏明平成 1電気情報工学科 (情報・通信)
木下 勝令平成 3電気情報工学科 (電気・電子)
中田 晶子平成 5電気情報工学科 (情報・通信)
岩田 健一平成 6電気情報工学科 (情報・通信)

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最終更新 : 2006年 2月22日 (水) 19:57:18